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Thursday, August 30, 2012

再生医療: 治療用の細胞シート作成装置 開発

ようやく、再生医療の実用化に大きく近づいたよう。日立製作所は29日、働きが悪くなった組織や臓器を作り直す「再生医療」への利用が 期待される培養細胞「細胞シート」を自動的に作製する装置を開発したと発表。人体から採取した細胞を培養してつくった直径数センチの細胞シートを、 清潔に保たれた装置内に入れると、2週間程度で1人分の細胞シートを作製できるとのこと。装置で培養された細胞シートは、目の角膜の治療に利用できるほか、 内視鏡で食道がんを取り除いた後の粘膜再生などに使われます。これまで、細胞シートの作製は大半は手作業で行われており、 医療用に使うためには細菌やほこりなどの汚染がない環境が欠かせず、 衛生管理だけでも作業者1人当たり年間数百万円が必要でしたが、 今回の装置は衛生管理の手間が省けるうえ、作業者も不要なため、 これまでの10分の1以下のコストで済むとのこと。開発に携わった大和雅之教授曰く「これまで細胞シートの作成には専用の部屋が必要で、 1か月で1人分しか作れなかった。装置を使うと、低コストで数人、数十人分作れるようになり、 再生医療の普及に大きく貢献すると思う」とのことで。ようやく研究の成果を気軽に利用できるようになりそうです。


東京女子醫科大學等單位,合作研發出製造細胞片(cell-sheet)的全自動機器。細胞片是用患者細胞組織再生培養製成,可用在心臟移植等手術上,助於修復組織。細胞片全自動製造機若能普及,大型醫院便可自行製造細胞片,可望有助於再生醫療的普及。《日本經濟新聞》報導,細胞片全自動製造機是由東京女子醫大與日立製作所、日本光電公司等合作開發的,十三日在日本再生醫療學會上發表這項成果。過去製造細胞片須從患者口腔黏膜、腳部肌肉組織等採集細胞,經過分離、精製,再花兩周培養、增殖出所需細胞,將再生細胞重疊製成細胞片。若使用全自動製造機,這些過程就無需仰賴人工。這套全自動製造機價格未定,但已知可削減製造細胞片成本,計畫在一、二年之後即可臨床運用。

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