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Sunday, August 12, 2012

武田薬品FDA審査中のDPP-4阻害薬「SYR-322」安全性追加データ提出

 公開日時2012/07/31 05:02 武田薬品は7月28日、米国FDAが承認審査中のDPP-4阻害薬「SYR-322」(一般名:アログリプチン)と同剤とアクトスの配合剤について、4月に求められた追加データをFDAに提出したと発表した。FDAの審査期間は「6カ月以内」と見込んでいるといい、13年1月までにには何らかの判断が示されるとみられる。求められていたのは、詳細は不明だが、安全性に関するデータ。米国以外の市販後臨床データ、現在実施中の臨床試験データを提出したという。発表によると、世界1384の医療機関で実施され、3275人を超える患者を対象した3つのフェーズ3試験データが含まれているという。同剤は主力品の2型糖尿病治療薬アクトスの後継品と位置付けられている。FDA09年に心血管イベントの発現を検証する追加臨床試験を要請し、同社は11年7月に提出。当初12年1月25日が審査終了日だったが、FDAは4月25日に延期、その際に追加データを求めていた。

 

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