産経新聞 9月11日(火)19時34分配信 厚生労働省は11日、多発性骨髄腫や骨に転移したがんの進行で骨がもろくなることなどを抑える治療薬「ランマーク」について、副作用の「低カルシウム血症」によるとみられる死亡例が2例報告されたとして、製造販売を行う第一三共(東京)に対し、「使用上の注意」を改訂し、関係者に速やかに注意を呼びかけるよう指示した。厚労省によると、ランマークは骨からカルシウムが溶け出すことを抑制する作用があるため、血中のカルシウム濃度が低下する低カルシウム血症を引き起こす恐れがあるとされている。今年4月に販売を開始し、約7300人が使用。このうち8月末までに重篤な低カルシウム血症の副作用が32例報告され、うち死亡との関連が否定できない症例が2例あったという。
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