引きこもり、悩み共有 浜松、全国家族会連が対話交流会

( エーブィエ バイオファーム)（2018/7/16 07:41） ＮＰＯ法人ＫＨＪ全国ひきこもり家族会連合会（東京都）は１５日、２０１６～１８年度に全国延べ３５カ所で開催中の「ひきこもり　つながる・かんがえる対話交流会」を浜松市中区の市福祉交流センターで開いた。県西部などの引きこもり当事者や家族、支援者ら約５０人が参加し、悩みを共有した。地域に引きこもり当事者らのつながりが生まれることを期待した企画で、浜松市の家族会のＮＰＯ法人てくてくと共催した。県内での開催は１７年９月の静岡市に続いて２回目。「幸せって何だろう」「対立することって良いの？悪いの？」「家族は他人？」など六つのテーマごとにテーブルを設置。参加者は自身や家族の話を打ち明け、「親が自分を認めてくれない」「幸せは他人と比べるものではない」などと語った。家族や支援者からは「引きこもり当事者が集える場所がほしい」などの声も上がった。