2018年8月6日 (月) 厚生労働省の専門委員会は2日、2013年度から進めている国民健康づくり運動「健康日本21」(第二次)の中間評価をまとめた。健康寿命の延伸や主な生活習慣病の発症予防等の目標について、全53項目のうち32項目(60.4%)で指標の改善を達成し、そのうち5項目は既に目標に到達していた。特に最終目標と位置づける健康寿命の延伸、健康格差縮小の指標が改善しており、全体的な進捗がうかがえたが、メタボリック症候群の該当者や脂質異常症、糖尿病合併症など生活習慣病、喫煙率の減少については改善が不十分で、課題を残した。13年度から22年度までの計画期間で進めている健康日本21(第二次)は、健康寿命の延伸と健康格差の縮小、生活習慣病の発症、重症化予防、社会環境の整備など五つの基本的な方向性を打ち出し、53項目の目標を設定して国民的な健康づくり運動を進めてきた。今回、開始5年目を迎えたことから、全53項目の指標を分析、評価し、計画の進捗状況について中間評価を行った。
No comments:
Post a Comment