2018/08/17 03:50 生化学工業はこのほど、外科手術で用いる癒着防止剤「SI-449」について日本で臨床試験を始めると発表した。粉末状製材であるため、凹凸の多い組織表面への高い付着性を持ち、腹腔鏡下手術での操作性にも優れているとしている。「SI-449」は独自に創製したもので、医療機器として開発する。水分を吸収し膨れる特性を持ち、撒布後に手術創部と周辺組織の間でバリアとなることで、術後癒着を防いだり、軽減したりする効果が期待されるという。体内に存在する物質で構成されているため、高い生体適合性を持つという。国内ではまず操作性、安全性を検討する。グローバル展開を視野に入れる。
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