2018年9月5日 (水) 第一三共ヘルスケアは、かぜ総合ブランド「ルル」の新製品として、つらいかぜの11症状に朝と夜の1日2回の服用で優れた効果を発揮する「ルルアタックTR」(指定第2類医薬品)を新発売した。ルルブランドでは、のどの痛み、発熱・さむけ、鼻水・鼻づまりといった、その時々のつらい症状に合わせて選べる症状別の「ルルアタックシリーズ」を好評発売中だが、生活者への調査では"1日2回服用タイプ"のニーズが高いことが示されており、ルルのかぜ薬では初めての1日2回タイプを加え、ラインナップ充実を図った。同社ではこれまでも意識調査を行った中で、1日2回タイプのかぜ薬を好む人は66%(回答1560人)と高かった。一方、かぜ薬のタイプ別認知状況の調査では、1日2回タイプのかぜ薬(1日2回の服用で効く持続性かぜ薬)の認知率は57%(回答868人)と、総合かぜ薬(81%)、症状別かぜ薬(81%)に比べて知られていなかった。また、感冒薬購入時の重視点を挙げてもらったところ、上位5項目は「効果が高い」90%、「速効性がある」80%、「安全性が高い」77%、「持続性がある」68%、「成分がよい」61%──となり、生活者は優れた効き目が速く、かつ長く続くことを期待していた(回答1500人)。そこで、認知率が高いルルブランドから1日2回タイプのかぜ薬を投入することで、さらなる生活者の認知を高め、新たな選択肢と服用ベネフィットを提供することとした。「ルルアタックTR」は、まず抗炎症成分イブプロフェンの効果が持続する製剤技術「Time-Releaseテクノロジー」を採用しているのが大きな特徴。先に溶け出す"速溶性顆粒"がすぐに溶けて効果を発揮し、時間差で"遅溶性顆粒"が後から溶けて効く。この製剤技術により、イブプロフェンの優れた効き目が持続する。そして、その時々で異なるつらいかぜの11症状全てに優れた効き目を発揮する7種類の有効成分(イブプロフェン、グリチルリチン酸、ヨウ化イソプロパミド、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物、dL-メチルエフェドリン塩酸塩、無水カフェイン)をバランス良く配合。朝と夜の1日2回の服用なので、忙しい昼間に服用する必要がなく、飲み忘れも少なくなるので、しっかりとかぜ症状をケアできる。成人(15歳以上)1回2カプセルを1日2回、朝夕食後なるべく30分以内に服用する。税別希望小売価格は12カプセル1400円、24カプセル2000円。同品を加えルルアタックシリーズは、のどのかぜに「ルルアタックEX」、鼻のかぜに「ルルアタックNX」、熱のかぜに「ルルアタックFX」と合わせ、計4タイプでの展開となった。
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