2018/09/19 03:50 小野薬品は9月18日、米国でiPS細胞を用いた治療薬創製を行うバイオベンチャー・Fate社と、がんに対するiPS細胞由来他家CAR-T細胞療法の創製を目的に提携したと発表した。2つの創製を目指す内容で、1つは血液がんが対象で、小野はアジアでの開発・商業化権を持つ。もう1つは固形がんが対象で、小野が全世界での独占的開発・商業化権を持つ。小野は、提携契約締結に伴い、契約一時金として1000万ドルを米Fate社に支払う。また、2つのCAR-T細胞療法が創製できた場合、研究段階の総費用として6000万ドルを支払う。そのほか、臨床開発の進捗に応じたマイルストン、売上高の目標達成に応じたマイルストン、ロイヤルティの支払いが生じる契約となっている。小野はFate社が持つ他家細胞製品の大量生産する独自技術を評価した。
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