公開日時2018/10/05 03:50 米食品医薬品局(FDA)は9月28日、転移皮膚扁平上皮がん(CSCC)もしくは局所進行CSCC治療薬として抗PD-1抗体のLibtayo(cemiplimab-rwlc)を承認した。適応は、根治的切除術もしくは根治的放射線治療の適格者でないCSCC患者が対象。同剤は、進行CSCCを適応とした初のFDA承認薬剤となった。CSCCは、米国では、2番目に一般的ながんで年間約70万例発症するという。主な副作用は、疲労感、発疹、下痢など。同剤の服用により、免疫介在性の肺炎、大腸炎、肝炎、内分泌障害、皮膚障害、腎障害などを引き起こし、重篤あるいは生命を脅かす可能性もあることから患者向けメディケーションガイドの配布が義務付けられた。
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