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Thursday, July 5, 2018

(Myelofibrosis & polycythemia) JAK阻害薬: 骨髄線維症や真性多血症の治療薬ジャカビ錠(ルキソリチニブリン酸塩; Ruxolitinib)


(エーブィエ バイオファーム)  Being diagnosed with a rare disease like polycythemia vera, or PV, can be scary. PV is a rare, chronic blood cancer that is part of a group of diseases called myeloproliferative neoplasms, or MPNs. In PV, the bone marrow produces too many red blood cells. PV is a progressive condition, meaning that it may get worse over time.

When PV Progresses to MF While PV is different for everyone, the condition can usually be managed effectively for very long periods of time. In a small percentage of patients, however—about 10%—PV can worsen, changing into myelofibrosis, or MF, which is another type of MPN. PV that changes into MF is referred to as post–PV MF. MF is also a rare, chronic blood cancer. People with MF have a defect in their bone marrow that results in an abnormal production of blood cells, causing scar tissue to form. It's worth noting that MF does not turn back into PV, and patients whose initial diagnosis is MF don't develop PV later.

ノバルティス JAK阻害薬ジャカビ 新剤形の10mg錠を発売 ノバルティスファーマはこのほど、骨髄線維症や真性多血症の治療薬ジャカビ錠(一般名:ルキソリチニブリン酸塩; Ruxolitinib)の新剤形となる10mg錠を5月31日に新発売したと発表した。同社は、既存の5mg錠に今回の新剤形を加えることで、「骨髄線維症および真性多血症の患者さんの長期にわたる服薬の負担を軽減し、さらなるアドヒアランス向上に貢献していく」としている。10mg錠の薬価は7413.60円。5月31日に薬価収載され、即日発売した。ジャカビはヤヌスキナーゼ(JAK)と呼ばれる酵素を阻害する働きを持つJAK阻害薬。JAK経路を阻害することで骨髄線維症や真性多血症によるQOL低下の主な原因となる脾腫や諸症状を改善する。ジャカビの用法・用量は、骨髄線維症の場合は1日2回、12時間毎を目安に経口投与し、1回5mg25mgの範囲で患者の状態により適宜増減して用いる。真性多血症の場合は1回10mgを開始用量に、1日2回、12時間毎を目安に経口投与し、患者の状態により適宜増減するが、1回25mg1日2回を超えないようにして用いる。骨髄線維症は、造血組織である骨髄が線維化することで正常な血液の産生が妨げられる血液がんのこと。真性多血症は主に血液中の赤血球が増加する血液疾患で、血栓リスクが高まることで脳卒中や心臓発作といった重篤な心血管系の合併症を引き起こすほか、予後不良な骨髄線維症や骨髄異形成症候群、急性骨髄性白血病などに進展することが懸念されている。

ジャカビ:骨髄線維症に適応を持つJAK阻害薬 北村 正樹=東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部201474日、抗悪性腫瘍薬ルキソリチニブリン酸塩(商品名ジャカビ錠5mg)の製造販売が承認された。適応は「骨髄線維症」。1525mgの範囲で、12回、12時間ごとを目安に経口投与する。骨髄線維症(MF)は、造血組織である骨髄が線維化することで、正常な血液産生が妨げられる進行性の血液がんである。国内での発症率は10万人あたり約0.2人で、現在の有病者数は約1500人と推定されている。MF患者では、脾腫、脾腫に伴う腹部の不快感や痛み、倦怠感・寝汗・体重減少・痒みといった消耗性の全身症状、貧血に伴う倦怠感・疲労感など、様々な症状が認められる。疾患の進行により患者のQOLは大きく損なわれ、一般的に予後は不良。国内の5年生存率は38%、生存期間の中央値は3.4年と推定されている。現時点での治療としては、主な合併症に対する対処療法が行われているが、効果は限定的。唯一、造血幹細胞移植によって治癒する可能性があるものの、高齢の患者が多いことから移植の対象となる患者は限られており、さらに移植関連の合併症や、死亡率の高さが問題となっている。MFなどの骨髄増殖性腫瘍の病因は詳細には解明されていないが、MF患者ではTNF-αIL-6などの炎症性サイトカイン産生量が上昇しており、これらが消耗性全身症状を引き起こしていると考えられている。これらのサイトカインのシグナル伝達にはヤヌスキナーゼ(JAK)であるJAK1の関与が示唆されていることから、MFの発症にはJAK経路の恒常的な活性化が大きな役割を果たしていると推測されている。今回承認されたルキソリチニブは、JAK阻害薬である。JAK経路を阻害することで脾腫を縮小したり、サイトカインの産生を抑制し、MF患者のQOL低下の防止を図れるものと期待されている。JAK阻害薬としては、関節リウマチ治療薬としてトファシチニブ(商品名ゼルヤンツ)が20137月より臨床使用されている。ルキソリチニブは、海外での2つの第3相臨床試験(COMFORT-1COMFORT-2試験)で有効性及び安全性が確認されている。201111月に米国で承認されて以来、20142月現在、MFの治療薬として世界59か国で承認されている。国内では、201011月から第1相試験を行い、さらに日本・中国・韓国・台湾での国際共同第2相試験を行って、海外での臨床試験結果との類似性が確認されたことから今回の申請に至った。また本薬は、20119月にMFに対する希少疾病用医薬品に指定されている。本薬は、承認時までの海外第3相試験で79.4%に副作用が認められている。主な副作用は、血小板数減少を含む血小板減少症(45.2%)、貧血(28.9%)、下痢(10.0%)、疲労(8.6%)、体重増加(8.0%)などが報告されている。重大な副作用としては、骨髄抑制、感染症、進行性多巣性白質脳症、出血、間質性肺疾患、肝機能障害および心不全に注意する必要がある。なお本薬は、国内での治験症例が極めて限られていることから、製造販売後は一定の症例のデータ集積まで、全使用症例に関して使用成績調査の実施が義務付けられていることに留意しておかなければならない。









Sumitomo Dainippon Pharma大日本住友製薬: DSP-1958, Tespamin (ThioTEPA): 小児固形腫瘍における自家造血幹細胞移植の前治療を対象とした チオテパの製造販売承認申請について

(エーブィエ バイオファーム) Phase I clinical trial:  To evaluate the safety of DSP-1958, in patients with pediatric solid tumor, pediatric brain tumor or malignant lymphoma prior to autologous hematopoietic stem cell transplant (HSCT). 2018 7 4 日大日本住友製薬株式会社 大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:野村 博)は、7 3 日付けで、小児固形腫 瘍における自家造血幹細胞移植の前治療を対象としたチオテパ(一般名、開発コード:DSP-1958)の国内に おける製造販売承認申請を行いましたので、お知らせします。 チオテパは、エチレンイミン系に属する抗腫瘍性アルキル化剤で、DNA 合成阻害作用を有します。国内で 1958 年に「テスパミン®注射液」として住友化学工業株式会社(現、住友化学株式会社)が販売を開始し、 1984 年に住友製薬株式会社(現、大日本住友製薬株式会社)に承継されました。しかし、2008 年にチオテ パ原薬の製造が中止されたため、2009 年に販売を中止し、現在国内では販売されていません。国内では、チオテパは造血幹細胞移植(HSCT)の前治療の適応を有していませんでしたが、欧米での使 用に倣い、他の化学療法剤と併用して臨床使用されていました。2009 年の国内販売中止後、2010年に欧州 でチオテパ製剤が造血幹細胞移植の前治療薬として承認されたこともあり、学会等から臨床使用について 多くの要望が出されました。それを受け、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」において チオテパは医療上の必要性が高いと判断され、厚生労働省から開発企業の募集が行われました。当社は 2013 9 月に厚生労働省に開発の意思を申し出、2016 11 月より薬物動態試験として国内第 1 相試験 を実施し、今回、その試験結果を含めて申請しました。なお、当社はチオテパの悪性リンパ腫における自家 造血幹細胞移植の前治療を対象とした申請の準備も進めています。 当社は、このたびの申請が承認されることにより、アンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされない医療ニ ーズ)の高い、自家造血幹細胞移植の前治療を必要とする小児固形腫瘍の患者さんに新たな治療選択肢 をお届けし、医療に貢献できることを期待しています。

【造血幹細胞移植(HSCT)について】 HSCT とは、抗がん剤や放射線照射を極量まで増やす骨髄破壊的な前治療を行って難治がんを根絶した 後に、正常な造血幹細胞を経静脈的に輸注して造血能の再構築を図る強力な補助療法です。患者さん自 身の造血幹細胞をあらかじめ採取・保存して移植する自家 HSCT では、移植された造血幹細胞に対する免 疫反応を懸念する必要がないため、前治療の目的は、骨髄の最大耐用量を超える抗がん剤を用いた大量 化学療法で、腫瘍細胞をできる限り根絶させることです。一般社団法人日本造血細胞移植データセンターに よると、国内の HSCT 件数は、1986 年~2016 年までの累積で 93,902 件、そのうち自家 HSCT 33,527 件報告されています。

【小児固形腫瘍について】 小児がん診療ガイドライン 2016 年版によると、国内の小児がんの年間発症数は約 2,500 名とされ、白血 病などの造血器腫瘍を除く小児固形腫瘍の年間発症数は 1,300 とされています。小児固形腫瘍は成人 の固形腫瘍と比較して化学療法に対する感受性が良好であり、HSCT を伴う大量化学療法の有効性に期待 が寄せられ、日常臨床の一環として移植が実施されています。一般社団法人日本造血細胞移植データセン ターによると、小児固形腫瘍における HSCT 件数は、19912016 年までの累積で 3,276 件、そのうち自家 HSCT 3,058 件報告されています。

【医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議について】 「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」は、欧米等では使用が承認されているが、国内 では承認されていない医薬品や適応について、製薬企業による未承認薬・適応外薬の開発を促進すること を目的として設置された会議です。厚生労働省が主催し、医学的・薬学的な学識経験者で構成されています。

 

Tespamin (ThioTEPA): N,N'N'-triethylenethiophosphoramide (ThioTEPA) is a cancer chemotherapeutic member of the alkylating agent group, now in use for over 50 years. It is a stable derivative of N,N',N''- triethylenephosphoramide (TEPA). It is mostly used to treat breast cancer, ovarian cancer and bladder cancer. It is also used as conditioning for Bone marrow transplantation. Its main toxicity is myelosuppression.

ThioTEPA is used a as conditioning treatment prior to allogeneic or autologous haematopoietic progenitor cell transplantation (HPCT) in haematological diseases in adult and paediatric patients. Also, when high dose chemotherapy with HPCT support it is appropriate for the treatment of solid tumours in adult and paediatric patients.

The alkyl group is attached to the guanine base of DNA, at the number 7 nitrogen atom of the imidazole ring. They stop tumor growth by crosslinking guanine nucleobases in DNA double-helix strands, directly attacking DNA. This makes the strands unable to uncoil and separate. As this is necessary in DNA replication, the cells can no longer divide. These drugs act nonspecifically.

Thrombotic and hemorrhagic complications in children and young adult recipients of Hematopoietic Stem Cell Transplant (HSCT). Thromb Res. 2018 Apr 26;167:44-49

BACKGROUND: Overall incidence of hemostatic complications in pediatric recipients of Hematopoietic Stem Cell Transplant (HSCT) is scarcely studied. This retrospective review explored the incidence and underlying risk factors of bleeding and thrombotic complications in children.

PROCEDURE: Clinical characteristics, hemorrhagic events (HE), thrombotic events (TE) and follow up data were abstracted from medical records on patients aged <21 years undergoing HSCT during January 2000-June 2015.

RESULTS: From start of conditioning until last follow up, 238 pediatric patients were reviewed during this study. There were 16 symptomatic thrombotic complications in 15 patients, along with 13 major bleeding events. Incidence of HE or TE was higher in allogeneic HSCT compared to autologous HSCT (p = 0.02). Severe thrombocytopenia could not be identified as a major contributor to bleeding. All patients with HE had platelets between 20,000-50,000 × 109/L, except one patient, who had platelets <20,000 × 109/L. All patients with hemorrhagic cystitis (n = 7) had received cyclophosphamide (Cy). For patients with sinusoidal obstruction syndrome, conditioning included either busulfan (Bu)/Cy (n = 5), Cy with total body irradiation (n = 4), or thiotepa (n = 2). Among allogeneic HSCT recipients, 60% of HE and 92% with TE had underlying myeloid neoplasms. Graft versus Host disease contributed to both types of complications (p = 0.07), although not reaching statistical significance.

CONCLUSIONS: Allogeneic pediatric HSCT patients had higher overall risk of hemorrhagic or thrombotic complications compared to autologous recipients in this study. HSCT for myeloid malignancies was a risk factor for higher complications.








紫杉醇VS白蛋白紫杉醇 療效&毒性 相同? Caveolin-1 (Cav-1)成關鍵 !!


精准醫學時代,晚期乳腺癌化療藥物的精准選擇 整理:腫瘤資訊編輯部 來源:腫瘤資訊 2018 ASCO最重要的一個研究,就是通過21基因檢測來指導乳腺癌患者的化療。乳腺癌作為最早開始依據靶點區分病人類型和藥物選擇的腫瘤,儘管其靶向藥物的數量沒有像肺癌那樣突飛猛進。但是依據biomarker選擇化療藥物,這些年來還是取得了不俗的進展。雖然近20年來,無論是在乳腺癌篩查還是治療方面都已經取得了長足的發展,但乳腺癌依然是全球範圍內導致女性死亡的頭號殺手。大約有30%的早期乳腺癌患者最終會復發,而晚期乳腺癌的5年生存率也只有25%左右。對於晚期乳腺癌患者來說,治療的主要目標依然是姑息治療,目的是為了控制症狀,改善生活品質並延長生存。誠然,乳腺癌是最早應用biomarker指導治療的腫瘤之一。上世紀90年代,FDA就批准靶向作用於表皮生長因數受體家族HER2的曲妥珠單抗用於HER2陽性乳腺癌患者;但無論患者的HER2狀態如何,化療依然是晚期乳腺癌治療的基石,那麼化療能否通過biomarker甚至基因檢測來精准地指導不同的治療方案?答案一定是肯定的。無論是聯合還是單藥治療,紫杉類藥物一直被認為是在治療晚期乳腺癌最有效的細胞毒藥物之一。但是紫杉醇水溶性差,導致它需要氫化蓖麻油作為溶劑,因此它在使用前需要通過預處理來有效降低過敏反應發生率。因為這一點的局限性,白蛋白紫杉醇作為新一代的化療藥物孕育而生。白蛋白紫杉醇採用納米技術,將疏水性紫杉醇藥物結合於人血白蛋白形成直徑為130nm的顆粒,利用白蛋白天然的獨特轉運機制,使得紫杉醇更多分佈於腫瘤組織,從而達到更高的腫瘤細胞內藥物濃度,這也從根本上解決了紫杉醇的過敏反應問題。但是,白蛋白紫杉醇是不是真的如其設計的那樣可以靶向腫瘤細胞,從而相比紫杉醇更加高效低毒呢?這就是CALGB 40502這個研究要回答的問題之一。CALGB 40502/NCCTG N063研究是一項隨機三期臨床研究,比較紫杉醇、伊沙匹隆、或者白蛋白紫杉醇聯合貝伐珠單抗一線治療局部復發或轉移性乳腺癌的療效和安全性。該研究於200810月至201111月共入組了799例患者,其中72%的患者 (n=573) 為激素受體陽性 (HR+) 25% (n=201) 是三陰性乳腺癌 (TNBC) 患者,另有2%的患者 (n=20) HER2陽性。入組患者隨機被分入3個治療組:紫杉醇組 (90mg/m2, 每週1) 、白蛋白紫杉醇組 (150mg/m2, 每週1) 和伊沙匹隆組 (16mg/m2, 每週1) ,給藥3周停藥1周。3組均加用貝伐珠單抗 (21) (貝伐珠單抗在20113月之後在方案中更改為可選)。患者在治療6個週期之後若疾病緩解或穩定,可以停止化療但繼續貝伐珠單抗單藥維持治療。在第一次中期分析時,因為伊沙匹隆的療效超過了無效假設的下限,所以資料安全委員會在201177月建議停止伊沙匹隆那一組的入組。從CALGB 40502研究結果看,白蛋白紫杉醇並未在療效上超越紫杉醇。紫杉醇組的中位無進展生存期(PFS)為11個月。事後分析表明,白蛋白紫杉醇組的中位PFS也有劣于紫杉醇的趨勢,為9.2個月,但P值未達到統計學顯著差異(HR=1.2095CI 1.00-1.45p=0.054)。 在中位隨訪5.5年之後,紫杉醇組和白蛋白紫杉醇組的中位OS時間分別為27.1個月和24.2個月。有趣的是,作者在多因素模型中發現,激素受體狀態是紫杉醇vs.白蛋白結合性紫杉醇療效的影響因數,交互檢驗p值有顯著性差異。因此作者對三陰性乳腺癌亞組和激素受體陽性亞組的患者分別做了回顧性分析。對於三陰性乳腺癌患者,紫杉醇和白蛋白紫杉醇治療的PFSOS分別為:6.4 vs. 7.4m15.3 vs. 21m,交互檢驗p=0.0018。而對於激素受體陽性亞組患者,紫杉醇治療的PFSOS分別為12.1個月和33.2個月,明顯高於白蛋白紫杉醇組的9.6個月和26.6個月(交互檢驗p=0.0073。交互檢驗: 1. p=0.0018; 2. p=0.0073;P:紫杉醇;NP:白蛋白紫杉醇;而毒性方面,與紫杉醇組相比,白蛋白紫杉醇組的血液學毒性和非血液學毒性更高。*Fisher檢驗對比紫杉醇組由於不良事件而導致的終止治療和劑量調整,白蛋白紫杉醇組的發生率也明顯高於紫杉醇組。因此該研究的結果表明,對於化療初治的晚期乳腺癌患者,紫杉醇每週方案依然是優選的治療方案。回顧性亞組分析提示,對於激素受體陽性的患者,相比白蛋白紫杉醇,紫杉醇的治療效果更好,可顯著延長PFSOS。僅在三陰性乳腺癌亞組,白蛋白紫杉醇相比紫杉醇存在延長PFSOS的可能性。雖說亞組分析的結果仍需要得到更多前瞻性研究的確認,但是同為紫杉類藥物,紫杉醇和白蛋白紫杉醇在不同乳腺癌亞組中的療效差異的原因值得思考,如果我們仔細研究激素受體陽性乳腺癌的生理特點以及白蛋白紫杉醇的作用機制,也許能夠嘗試做出解釋。

白蛋白紫杉醇依賴gp60-CAV-1-SPARC完成轉運 白蛋白紫杉醇以人血白蛋白作為藥物載體,利用細胞膜上的白蛋白受體gp60及細胞膜窖蛋白(Caveolae)、腫瘤組織中富含半胱氨酸的酸性分泌性蛋白(SPARC)的作用,促進藥物進入腫瘤細胞內,將更多的藥物聚集在腫瘤部位,提高腫瘤間質中的紫杉醇濃度,進而提高抗腫瘤活性。Cav-1在激素受體陽性乳腺癌表達低 Caveolin-1 (Cav-1) Caveolae (胞膜窖)的主要結構成分和標誌性結構蛋白,廣泛存在於終末分化的組織中。在膽固醇轉運、細胞膜組裝和信號轉導等方面起著重要的生理作用,同時也負責調控乳腺上皮細胞的轉化。研究發現,在正常乳腺導管上皮細胞中 Cav-1 具有較高的表達,而在乳腺癌組織及轉化的乳腺上皮細胞系( MT-1MCF-7ZR-75-1 )中不表達或低表達。Elsheikn發現乳腺癌中CAV1CAV2的表達分別為13.4%5.9%,其表達與高組織學分級、HR受體(ERPR)缺失以及基底標記物表達(基底細胞角蛋白、P63P-鈣黏蛋白)密切相關。正因為白蛋白紫杉醇是通過白蛋白載體與gp60受體結合,啟動Cav-1形成的囊泡穿過腫瘤血管內皮細胞,之後與SPARC結合進入腫瘤細胞,使紫杉醇在腫瘤組織中累積並誘導腫瘤細胞凋亡。而在激素受體陽性乳腺癌中,Cav-1表達很低,從而可能會影響白蛋白紫杉醇的轉運,這可能是可以解釋白蛋白紫杉醇在該人群中療效差強人意的原因之一。同樣,SPARC的表達以及它和白蛋白之間的相互作用可能也是影響白蛋白紫杉醇療效的分子標記之一。在新輔助GeparTrio研究中發現,SPARC表達與HR狀態和乳腺癌分子亞型密切相關。與激素受體陽性(HR+/HER2- 23%)HER2陽性亞型(HR+/HER2+ 29%; HR−/HER2+ 22%)相比,SPARC在三陰性乳腺癌中表達更高(37%)。因此激素受體陽性乳腺癌因SPARC表達水準低,也是可能影響白蛋白紫杉醇轉運繼而影響其療效的原因之一。 隨著對於藥物作用機制與乳腺癌生物學特性的深入認識,其實化療也正步入精准治療的理念和應用。CALGB 40502研究告訴我們,對於既往未接受過化療的局部復發或轉移性乳腺癌女性患者,白蛋白紫杉醇和伊沙匹隆這兩種較新且昂貴的乳腺癌治療藥物的有效性和安全性並未超越1992年獲批的經典藥物紫杉醇。而對於激素受體陽性乳腺癌和三陰性乳腺癌,因其不同的生理特點以及白蛋白轉運通路相關蛋白的表達水準的差異,同為紫杉類藥物,白蛋白紫杉醇和紫杉醇的療效差異很大。在精准醫學時代,化療方案的選擇依然可以做到精確訂制,激素受體這個在乳腺癌治療中最早被應用的biomarker,不斷地在體現著其新的診斷價值。因此對於轉移性乳腺癌,我們需要重視分析病人腫瘤的分子特徵,再充分考慮療效、安全性以及性價比,包括患者的意願,個體化選擇治療方案,這樣才能使現有治療手段的臨床效益最大化。


亞獅康: 搔癢皮膚炎 抗體藥 擬進新加坡phase I 臨床 (IL -13Rα1)_ 抑制IL-4/IL-13訊號


亞獅康-KY 107/07/04 發言時間 10:30:35 發言人 傅勇 發言人職稱 董事長暨執行長 發言人電話 0227583333 主旨 回應相關媒體報導 符合條款 53 事實發生日 107/07/04 說明 1.事實發生日:107/07/04 2.公司名稱:亞獅康股份有限公司 3.與公司關係(請輸入本公司或子公司):本公司 4.相互持股比例:不適用 5.傳播媒體名稱:10774日工商時報 6.報導內容:「亞獅康-KY6497)宣布向新加坡衛生科學局(HSA)提交ASLAN004針對異 位性皮膚炎之一期臨床試驗申請(CTA)。」7.發生緣由:工商時報報導有關本公司ASLAN004發展進度 8.因應措施:本公司已向新加坡衛生科學局(HSA)提交ASLAN004針對異位性皮膚炎之一期 人體臨床試驗申請(CTA)ASLAN004為全人源單株抗體,鎖定IL-13受體α1次單位(IL -13Rα1),強效抑制interleukin-4(IL-4)interleukin-13(IL-13)的訊號傳遞。9.其他應敘明事項:新藥開發時程長、投入經費高且並未保證能一定成功,此等可能使投 資面臨風險,投資人應審慎判斷謹慎投資。

亞獅康遞交ASLAN004一期臨床試驗申請 20180704 08:52 時報資訊 【時報記者郭鴻慧台北報導】 亞獅康-KY(6497)向新加坡衛生科學局(HSA)提交ASLAN004針對異位性皮膚炎的一期臨床試驗申請(CTA)ASLAN004試驗中的單一劑量遞增試驗將招募健康受試者,多重劑量遞增試驗則將招收異位性皮膚炎患者。亞獅康-KY執行長傅勇表示,相信ASLAN004有潛力成為同級最佳療法,與異位性皮膚炎現有療法相比,ASLAN004劑量與用藥頻率皆較低的給藥方式可大幅減少病患的負擔。異位性皮膚炎是最常見的皮膚疾病,全球超過2億名病患深受其擾,異位性皮膚炎的特點為皮膚紅腫、持續嚴重搔癢,可能嚴重影響病患生活品質。高達三分之一成人病患的病情程度達中度至重度,現有治療方式不多,對大多數病患的病情控制有限。(時報資訊)

 


インフォーマ、UBMの合併で「健康産業の一帯一路」誕生


(エーブィエ バイオファーム)  2018/7/4 オピニオン, 企業ニュース, 健産抄 74日発行, UBM, インフォーマ, ナチュラルプロダクツエキスポ, ビタフーズ, 健康産業新聞1647, 合併 今月公表されたインフォーマ社とUBM社の合併で、世界の健康産業がつながる。1970年代、米国で業界団体のNNFAの展示会がラスベガスを舞台に誕生、これらを追ってニューホープ社のナチュラルプロダクツエキスポがアナハイムでスタート、今日の規模に成長していく。これらを追って、サプライサイド展も誕生、群雄割拠の時代を迎える。東京では健康博(健康産業展)がスタート、その後食品開発展が誕生する。NNFAのローズマリーウエスト会長、ニューホープ社のボブ・ホワイト編集長などが来日、友好的な交流が始まる。多くのビジネトップやポーリング博士などの科学者も来日、情報交換が行われるが、やがて、ペントン社がサプライサイドやナチュラルプロダクツエキスポなどを買収、健康博、食品開発展はUBMグループに。その後、インフォーマ社がペントンのこれらの展示会を買収、世界の健康分野は、UBMとインフォーマのグループに二分される。その両者が今月合併し、インフォーマ社のもとに集結した。ちなみに、この合併で、インフォーマ社は展示会ビジネスでも世界一の規模となる。出版や情報提供などの事業も大きく、様々なビジネス拡大の機運が高まっている。ダイナミックな企業再編の波に我々も飲み込まれていく。なかでも、健康産業の分野では、米国のナチュラルプロダクツエキスポ、サプライサイドなど、アジアの健康博、食品開発展、ビタフーズアジアなど、また欧州のビタフーズ、HIEなどが、インフォーマ社の旗のもとで、動き出す。現場にいる我々には、かつての戦友達?と膝を交え、昔のように仕事ができることに興奮を覚える。米国、アジア、欧州の情報の共有化も進むことで、大きなチャンスが訪れると期待される。相互の展示会のスタンダード化も進むだろうし「ナチュラルプロダクツエキスポに出たい」「ビタフーズに行きたい」などの声が、共通の事業としてどんどん進めることができる。我が国の健康分野のビジネストップもグローバル戦略を立てやすくなり、海外進出を加速する上で、自由で期待に満ちたシルクロードならぬ「ヘルシーロード」の誕生に期待を寄せる。手前味噌な話でもあるが、世界の健康産業が対立から統一に進んだわけで、その第一歩が始まった意味は、我々にも、産業界にも大きい。


花王、ヘアケアブランド「エッセンシャル」を刷新、オートセパレート技術で洗うだけでヘアケアが楽になるシャンプーシリーズとして展開


(エーブィエ バイオファーム)  2018.07.03 花王は、811日から、ヘアケアブランド「エッセンシャル」を刷新する。73日に行われた新製品発表会では、オートセパレート技術で、洗うだけでヘアケアが楽になるシャンプーシリーズとして生まれ変わった同ブランドの魅力を説明した他、従来品に比べて平均20%もドライヤー時間が短くなった点をデモンストレーションを交えながら紹介した。「現在を取り巻く環境や立場の変化によって、女性たちはますます多忙になっている。そんな忙しい女性たちは、楽して綺麗に、そして楽してきちんとしていたいと考えている。こうした女性たちを応援する企画や商品が支持される傾向にある」と、花王 ヘアケア事業部の小林恵美ブランドマネージャーが挨拶。「忙しくても綺麗でいたい女性たちが抱えるストレスは、毎日の髪の手入れであることがわかった」と、もっと楽に髪の手入れをしたいと考える女性が多いとのこと。「昨年当社が行った、髪に関する視点を変えた調査を行ったところ、効率的に綺麗な髪でいたいという女性は94%、髪の手入れが面倒という女性は82%に達した」と、髪の手入れにわずらわしさを感じている女性が多いことがわかったという。「そこで、新『エッセンシャル』では、髪を綺麗にすることはもちろん、わずらわしい髪の毎日の手入れプロセスまでを楽にすることで、現代女性たちは忙しい生活の中で少しの時間でお気楽に、もっと綺麗になれるということを提案していく」と、新しくなった「エッセンシャル」のコンセプトについて紹介した。「忙しくても綺麗でいたい女性たちの髪の手入れのストレスは、髪を乾かすのが面倒。毎朝、巻髪がうまくいかない。朝の天敵である寝ぐせ。髪が絡まって手に負えない--という4つに集約される。この4つのストレスに対応した『エッセンシャル』のシャンプーとコンディショナーを販売する」と、現代女性の悩みに対応した「エッセンシャル」にリニューアルするのだという。「まず、74日からEC限定で速乾タイプの『スマートドライ』を先行発売する。そして、811日から全シリーズを販売開始する」と、「エッセンシャル」の販売計画について教えてくれた。「コミュニケーションについては、"キレイをもっとラクちんに。"をテーマに、ヘアケアラクちん化運動を行っていく」と、ヘアケアプロセスを効率化する提案を通じて、忙しくても綺麗でいたい現代女性の毎日をサポートしていくと話していた。次に、花王 ヘアケア研究所の渡邊俊一主任研究員が、新「エッセンシャル」に採用した最新のテクノロジーについて説明した。「忙しくても綺麗でいたい女性の髪の手入れの4つのストレスは、髪の絡まりに起因している」と、髪の4大ストレスを引き起こすのは髪の絡まりなのだと訴える。「一般的な絡まり除去技術は、ポリマー・油剤の定着プラス指やクシを通してなじませるのだが、指やクシを通していないところには、ケア剤がいきわたらず、効果は不十分」とのこと。「この絡まりをほどく独自技術として当社が開発したのが、10万本ある髪のすみずみまで作用し、髪の絡まりを自発的にほどくオートセパレーション技術だ」と、画期的な技術を開発することに成功したという。「オートセパレート技術によって、泡立てから乾燥後までの全過程で絡まりのない状態を実現した」と、絡まりを低減してくれる技術なのだと教えてくれた。「また、オートセパレート技術には、摩擦を低減し、自発的に絡まりをほどくだけでなく、ケア成分の浸透を促進し、4タイプの効果を最大化してくれる」とのこと。「速乾テクノロジーの効果では、髪同士が離れやすくなり、風がいきわたるので乾燥時間が短くなる」と、髪の乾きがいつもよりも早くなるのだという。この技術について、髪半分を技術がない状態で洗い、残りの半分を技術がある状態で洗った髪で、乾き具合を比べるデモンストレーションを行った。その結果、技術がある髪にドライヤーを当てると、風に髪がなびき、早く乾いていく様子が確認された。「熱スタイリングテクノロジーの効果では、熱をかけた時に髪の変形性が従来品に比べて約40%アップした」と、カールなどが作りやすい髪に仕上がると説明していた。 「寝ぐせ抑制テクノロジーの効果では、水分の侵入を防ぎ、寝ぐせをつきにくくしてくれる」とのこと。「補修テクノロジーの効果では傷んだ髪でも髪が揃い、翌朝なめらかにまとまる」と、傷んだ髪の摩擦も約20%ダウンするのだと教えてくれた。「当社のキューティクル研究から得られた新しいアプローチによって、髪そのものをキレイにするだけでなく、髪の手入れプロセスをラクにするという新しい価値を提案する」と、新しく生まれ変わった「エッセンシャル」の新技術をぜひ体感してほしいとアピールした。


Minimal residual disease (MRD): AML-ETO融合基因高 考慮 造血幹細胞移植!


DIAN-Hopkins高峰論壇】金潔教授:二代測序技術在AML診療中的重要性日益上升 來源:腫瘤資訊 2018630日,迪安診斷攜手美國約翰·霍普金斯大學醫學院舉辦的"第四屆DIAN-Hopkins高峰論壇"血液病診療一體化專題論壇在浙江杭州迪安診斷集團總部隆重舉行。會議彙聚了國內外眾多血液學專家,共同就血液病的檢測手段進行探討。【腫瘤資訊】特邀採訪了浙江大學附屬第一醫院血液科主任金潔教授就二代測序技術在AML等惡性血液病的診療中的重要價值展開鋪敘,詳情如下。

金潔主任醫師、教授、博士生導師 浙江大學血液病研究所所長 ;浙江大學附屬第一醫院血液科主任 ;浙江省醫學會血液學分會主任委員 ;中華醫學會血液學會第七、九屆常委 ;中華醫學會血液學會紅細胞學組副組長 ;中國實驗血液學會常委 ;中國女醫師協會腫瘤專委會常員 ;中華血液學雜誌、Int J Hematol等專業雜誌編委 ;第一獲獎人獲得國家、省級科技進步獎1-3等獎8項、發表論文300餘篇,其中SCI收錄論文92篇,第一或通訊作者SCI論文60篇參編著作5部,主編音像教材2

二代測序對少見突變類型APL的診斷極為關鍵 金潔教授:急性早幼粒細胞白血病(APL)是一類較為特殊的急性髓細胞白血病(AML)亞型,其診斷主要通過定量PCRFISH檢測。APL的診治應遵循早期診斷及早期治療的原則,因此APL的早期診斷尤為重要。絕大部分情況通過PCR手段發現PML-RARα基因時,就可確診為APL。但極個別APL患者會出現特殊類型的融合基因,如日本發現的NUP98-RARγ融合基因、以及蘇州大學附屬第一醫院和北京大學人民醫院發現的CPSF6-RARγ融合基因等,這些融合基因則需要通過二代測序技術才可確診。臨床上,當患者的細胞形態學類似於APL、且胞漿含有顆粒及Auer小體等情況時,需高度懷疑為APL。此時若PCRFISH技術均無法準確診斷,則應當採用二代測序的方法進行診斷,進而指導下一步治療。

微小殘留病灶(MRD)的檢測價值及手段 金潔教授:微小殘留病(MRD)檢測具有極其重要的意義。例如,對APLCML患者而言,MRD檢測可指導下一步治療。當MRD檢測為陰性時,則可嘗試對APLCML患者停藥。此外,對AML1-ETO融合基因陽性的AML患者而言,若MRD檢測為陰性,則提示AML患者可長期生存;反之,若MRD檢測出AML-ETO融合基因水準持續較高時,則應通過造血幹細胞移植來解決。MRD檢測手段方面,目前定量PCR和流式細胞術是較為常用的檢測手段。其中,流式細胞術在急淋(ALL)的MRD檢測中已很成熟,對AML中的MRD檢測也具有重要價值。此外,數字PCR是更深層次的MRD檢測手段,適用於慢粒停藥的情況。延伸到AML領域,數位PCR可用於檢測AML1-ETOIDH1/2DNMT3ANMP1等基因,對AML而言亦是極佳的MRD檢測手段。值得注意的是,近年來,二代測序在MRD的檢測中越發重要,其檢測敏感性及特異性高,已顯示出應用於臨床常規MRD分子監測的潛力。

二代測序在惡性血液病中的診療價值 金潔教授:研究顯示,通過二代測序可發現絕大部分的基因突變。在AMLMDS中,突變檢出率均超過99%,這有利於發現新的治療靶點、指導治療及改善患者療效。例如MDS5q-患者來那度胺的療效很好,但是如果同時伴有TP53突變時,來那度胺的療效則不理想,而換用地西他濱等其他治療,改善療效。另外,二代測序在預後方面亦具有極其重要的補充和修正價值。例如,對於MDS患者而言,正常核型是預後良好的因素。但若通過二代測序發現了TP53TET2等突變,則提示預後不佳,進而改變對疾病的認識,在治療方案的選擇方面也更為精准。最後,二代測序通過發現更多基因突變靶點,從而助力更多新藥的研發,最終可提高惡性血液病的治療。


コーセー、高効能特化型ブランド「ONE BY KOSE」から薬用シワ改善クリーム「ザ リンクレス」を発売


(エーブィエ バイオファーム) 2018.07.03 コーセーは、同社の独自の技術力を結集した高効能特化型ブランド「ONE BY KOSE(ワン バイ コーセー)」から、目もと・口もとなどの気になるシワを改善する薬用シワ改善クリーム「ザ リンクレス」(医薬部外品)(1品目1品種)を、全国のコーセー取扱い店で1016日から発売する。保湿、美白と並んでニーズの高いスキンケア効能の一つ、エイジングケア(年齢に応じた手入れのこと)は、昨今の相次ぐ新規有効成分の登場を契機に、急速に市場が活性化している。今回、同社は、マス市場におけるこのニーズの高まりに応え、シワ改善有効成分「リンクルナイアシン(ナイアシンアミド)」を配合した医薬部外品を導入する。「リンクルナイアシン」は、真皮と表皮の両方にアプローチし、あらゆるシワ悩みをすばやくケアするとのこと。ONE BY KOSE  リンクレス」は、効果効能と感触の両面から追究した薬用シワ改善クリームとのこと。「リンクルナイアシン」に加え、同社が長年研究してきたアスタキサンチンを活用した独自の有用成分「AZ-アスタキサンチン(アスタキサンチン(アスタキサンチンH)、ゲットウ葉エキス、濃グリセリン(保湿))」を配合。クリーム状でなめらかに伸びひろがり、密着して、ピンとしたハリのある、しなやかな肌に導く。リンクルナイアシンは、ビタミンB群の一種とのこと。真皮と表皮とに働きかけ、シワを改善する有効成分となっている。また、水溶性のため、様々な剤型への展開が可能な成分なのだという。ONE BY KOSE」は、一昨年1月に、米国のテレビ通販専門チャンネル「QVC」においてデビューしたブランドとのこと。昨年1月には、コーセーの独自の技術力を結集したブランドとして国内でデビュー。日本で初めて「美容液」を世に送り出した同社が、第一弾として薬用保湿美容液、第二弾として薬用美白美容液を発売し、チャネルや年齢の垣根を越えた新グローバルブランドとして発信した。今回は国内で第三弾となる薬用シワ改善クリームを発売し、ブランド認知度の拡大と新規顧客の拡大を図る考え。

 


急増する外国人医療対策で課題を共有 日医が初会合


(エーブィエ バイオファーム) 公開日時 2018/07/05 03:50 日本医師会は74日、外国人旅行者や在留外国人の医療対策を考える「外国人医療対策会議」を初めて開いた。訪日外国人の増加を見据え、全国の都道府県の医師会と課題を共有化し、解決のための方策を総合的に議論するのが目的。日本医師会の今村聡副会長は、「課題が顕在化していない県もあると思うが、実際にはいろんな問題が起こっていると思う。一つひとつの医療機関が対処するのはもちろん、地域や都道府県の医師会がバックアップする仕組みが必要だ」と述べた。

厚労省 18年度中に課題への対応進める 課題の解決に向けて厚生労働省は、すでに対策を進めている。厚労省医政局総務課の榎本健太郎課長は、2018年度中に医療機関や都道府県向けのマニュアルの作成や、外国人観光客に対する医師の応召義務についての整理などの取り組みを進めていることを報告した。このうち深刻な問題になっている未収金の問題については、キャッシュレス決済の推進や、不払いの経歴がある外国人観光客に厳格な審査を実施していくなどとした。東京大学国際保健政策学の渋谷健司教授は、東京23区の新成人はすでに8人に1人が外国人だとして、「自分には関係ないと思っていても、外国人が皆さんの病院を訪れる可能性は想像以上に高い」と呼びかけた。その上で、体制の整備が追い付かずに各地で重大なトラブルが発生していると指摘。医療費に関するトラブルも多いことから、「言語だけが問題ではない」と強調した。具体的には、健康保険証の不正利用の対策や、円滑な支払い支援が必要だと提起し、「外国人に対応した医療体制は、日本人患者にとっても効率的な体制になると思う。経営力向上のいい機会になるのではないか」と訴えた。

日医・横倉会長「国籍問わず適切な医療提供できる体制構築を」 この日の会議には、都道府県医師会の代表者ら約140人が参加した。会議の冒頭で、横倉義武会長は、「訪日外国人が急増するなか、国籍を問わず、患者に対して適切に医療が提供される体制が重要になる」と述べ、地域医療を守ることと両立させていく必要性を訴えた。都道府県医師会の担当者からは、すでに顕在化している問題が相次いで寄せられた。痛みの表現が大きいなど文化やマナーの違いからくる問題や、観光は季節によって患者の変動が大きいため、対応できるスタッフを通年で雇用することが難しいなどの指摘があった。