2012年09月07日 PM05:00一般名:ホルモテロールフマル酸塩水和物 9月3日、Meiji Seika ファルマ株式会社(以下、Meiji)とアストラゼネカ株式会社(以下、アストラゼネカ)は、ドライパウダー式吸入製剤である慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「オーキシス® 9µgタービュヘイラー®28吸入」を発売した。COPDは、タバコ煙などに含まれる有害なガスを習慣的に長期間吸入することで起こる、肺の慢性的な炎症性疾患。主な症状として、咳、痰、息切れ、労作時の呼吸困難などが現れる。WHOの統計によると、日本の潜在患者は約530万人を超えるとされている。同剤は、有効成分として長時間作用性ベータ2刺激薬(LABA)であるホルモテロールフマル酸塩水和物を、利便性の高い吸入器具であるタービュヘイラー®に充填したCOPD治療薬。70以上の国と地域で承認され、吸入5分後に速やかな効果発現を示し、効果が約12時間持続。コンパクトかつ軽量といった優れた特長を有している。
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