(08/17 10:50) 【ワシントン共同】精巣でつくられる精子の数や運動能力を大きく下げる効果がある物質を、米ベイラー医大などのチームがマウスの実験で見つけ、米科学誌セル電子版に16日発表した。効き目が素早く、男性ホルモンの働きや性衝動に影響しないのが特長。チームは「人でも似た仕組みが働いており同様の効果が期待できる」としており、これまで実現が難しかった男性用避妊薬の開発を目指している。チームは、がん研究の過程で見つかったJQ1という物質に着目。精子をつくる際に働くタンパク質を邪魔する作用があり、雄のマウスに投与すると精子の数が大幅に減って動きが鈍くなった。
Wednesday, August 22, 2012
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