「ロボ手術時代到来」 浜松医科大講座開講、最新がん治療解説(2018/5/14 07:47)浜松医科大健康増進プロジェクト「のばそう!しずおか健康寿命」(浜松医科大、静岡新聞社・静岡放送主催、浜松ホトニクス、浜松PET診断センター協賛)の公開スクーリングが13日、浜松市中区のプレスタワーで開講した。初回は泌尿器科学講座の三宅秀明教授と外科学第二講座の竹内裕也教授が、「がん予防について学ぼう」をテーマに講演した。三宅教授は泌尿器がんの最新治療について手術支援ロボット「ダヴィンチ」を中心に解説。これまでは2種類だったロボット手術の保険適用対象術式に、4月からはぼうこう全摘除術を含む12種類が加わったことを説明し、「本格的なロボット手術時代の到来を迎えた」と語った。ロボット手術の利点には、患者の負担軽減や繊細な操作による臓器の機能温存などを示し「がんそのものの抑制だけでなく、治療後の良好な生活が享受できる」と強調した。竹内教授は食道がんと胃がんについて説明。食道がんは喫煙や飲酒、胃がんはピロリ菌感染などを危険因子に挙げ、「早期がんは内視鏡で切除できる」などと治療方法も紹介した。公開スクーリングは9月までの全3回講義で、浜松医科大の教授陣が講師を務める。
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