( エーブィエ バイオファーム ) 2018/07/11伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス 旅行を通じて健康増進や疾病予防を図る、いわゆるヘルスツーリズムの品質を、第三者認証によって評価しようというもの。2017年から日本ヘルスツーリズム振興機構と日本規格協会、日本スポーツツーリズム推進機構が事業化に向けて活動を進めてきた。このたび、3者がヘルスツーリズム認証委員会を構成し、認証事業を開始した。認証制度を設けることで、消費者が安心してヘルスツーリズム関連サービスを提供する事業者を選択できるようにすることが目的である。認証は、ヘルスツーリズム認証委員会が実施する。既に2018年4月27日に審査受付を開始しており、同年8月に第1期認証交付を予定している。ヘルスツーリズム認証は、観光関連サービス商品とサービス提供事業者の運営管理体制に対して適用される。認証のための評価では、「安全への取り組み」「行動変容への働きかけ」「地域・情緒的価値への取り組み」の3点を審査する。認証有効期間は初回認定から3年間で、その後は2年ごとに更新審査を行う。認証を交付された場合は、事業体を「ヘルスツーリズムプログラム提供事業者」、サービス商品を「ヘルスツーリズムプログラム」として登録し、ヘルスツーリズム認証のWebサイトで公表するという。
Wednesday, July 11, 2018
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