公開日時2018/07/03 03:50 ニプロは6月29日、札幌医科大学と共同開発した「脊髄損傷の治療に用いる自己骨髄間葉系幹細胞」(「STR01」)を再生医療等製品として承認申請したと発表した。間葉系幹細胞は、神経や血管に分化する能力を持っている。患者の骨髄から採取した間葉幹細胞を培養、体内に戻すことで神経が再生し、脊髄損傷に伴う神経症候や機能障害の改善が期待される。2013年12月から、札幌医科大学附属病院で脊髄損傷患者を対象とした医師主導治験が実施され、治験の結果を受け、共同開発を進めてきたニプロが申請を行った。「STR01」は16年2月に厚労省より再生医療等製品の先駆け審査指定制度の対象品目に指定された。
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