2012年9月3日 12:54 大和証券は「ウィークリー(9月3日)」で「再生医療」を紹介。 人間には体に入った異物(抗原)を認識して攻撃する免疫システムがある。攻撃役の抗体となるたんぱく質を人工的に作り出したものが抗体医薬品。 がん治療では、(1)攻撃役となる抗体を体内に投与、(2)病原菌やがん細胞など疾患の原因となる物質と抗体が結合、(3)疾患の原因物質が効力を失う、というプロセスとなる。 通常の抗がん剤は正常な細胞も傷つけるため、副作用が出る場合があるが、抗体医薬品ではがん細胞など特定の対象に限って効果を発揮するため、副作用を減らせる。
【協和発酵キリン(4151)】抗体医薬品のパイプライン(開発候補品)の充実ぶりは国内製薬会社ではトップクラス。
【中外製薬(4519)】開発中の乳がん治療薬候補「ペルツズマブ」の製造販売承認を年内に厚生労働省に申請。
【第一三共(4568)】がん細胞の転移で骨が弱くなる症状を抑える医療用医薬品の国内製造販売の承認を取得。
【オンコセラピー・サイエンス(4564)、東M】同社が作り出したペプチドワクチン候補11種類の実用化に向けて、塩野義製薬(4507)と共同研究実施。
【カイオム・バイオサイエンス(4583)、東M】ニワトリの細胞で抗体を作成する、ADLibシステムで米国で新たな特許を取得する見込み。
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