(2018/5/16) 順天堂大保健看護学部(三島市)の学生3人が14日、西伊豆町の賀茂健康センターを訪れ、地域高齢者に口腔(こうくう)ケアについての健康教育などを行った。保健師の資格を取得するための公衆衛生看護実習の一環。 学生らは歯の状態が健康寿命に直結することを踏まえ、満足な食事や会話ができるように80歳になっても20本以上の歯を保つ「8020運動」を提唱。正しい歯磨きや入れ歯の手入れ方法を模造紙にまとめて紹介した。 同町では、高齢者の歯科定期受診率が15%と低下していることなどを挙げ、「生きる上で歯は大切。検診や丁寧な歯磨きを心掛けて」と呼び掛けた。唾液腺マッサージや口周りのストレッチ方法も指導した。ほかに、高齢者の脈拍、血圧測定も行った。学生らは18日まで同町に滞在し、実習に取り組む。
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