その一部を当院の関連施術、用語集とともにご紹介します。 Q,今年の美白はどうアプローチするべき?A,白肌ケア+αが美肌への近道です。白くなることだけを追求するのではなく、今年は素肌そのものがキレイと印象付ける美白&UVケアを実践しましょう。 睡眠、食事、運動、そしてスキンケアでトータルなケアを心がけで。〈肌トラブル別に解決策を伝授お悩み別美白編〉
美白+くすみQ,UVケアをしても美白ケアをしてもくすむのはなぜ?A,くすみの原因は紫外線だけではない。くすみとは、紫外線などの酸化ストレスによるメラニン生成で顔の明度が落ちること。紫外線の蓄積による影響の他にも、乾燥・血流不足などによる角質層の状態が悪いとくすんで見えます。角層の水分量低下や肌荒れによる肌理の乱れ、角層の重層化、メラニン量の増加、加齢による明度の低下などの様々な要因が複雑に関連して引き起こされているのです。
美白+毛穴 Q, 毛穴も美白もアプローチできる成分は?A, レチノールやAHAはターンオーバーを刺激して毛穴にも美白にも◎医療機関で行う「ケミカルピーリング」は、年齢と共にターンオーバーがとどこおり、くすんでしまった肌に刺激を与えることで、溜まったメラニンを排出し、透明感のあるみずみずしい肌を再生することができます。ホームケアでレチノール化粧品を使うのも有効ですが、クリニックで行う「高濃度ビタミンAのイオン導入」なら外用の40~50倍の浸透力で肌力アップが即効叶います。
ケミカルピーリング(メディカルピーリング)
レチノイン酸クリーム
ビタミンAイオン導入(イオントフォレーシス)
エンビロンモイスチャーACEオイル
Q, 毛穴が気になるからピーリングをよくするけど、夏の間にやっても大丈夫?A, UVケアをしっかりすればOKです。ピーリング後はよりいっそう日焼け対策が必要だと心得ておきましょう。飲む日焼け止め「ヘリオケア」で、内なる抗酸化力をアップしておけば安心。Q, 毛穴の開きも紫外線が影響?A, 紫外線の影響は大!紫外線が当たると角層が厚くなるため、毛穴がより開いてみえます。毛穴のためにも、UVケアを徹底しましょう。紫外線の害を受けにくくする「高濃度ビタミンC点滴」も夏の人気メニューです。
美白+ゆらぎ肌Q,炎症が起きている部分のシミがどんどん濃くなった!A, 炎症を繰り返すほど、メラニンの生成を誘発させます。つまり炎症がなによりも肌をくすませ、シミが濃くなったり増える原因に。ニキビや日焼け、肌荒れなどによる炎症は早めに対処しましょう。炎症が酷い時は、皮膚科専門医を受診し、長引かせないようにしましょう。Q, アトピー肌のくすみ、レーザーで消える?A, アトピー性皮膚炎を繰り返すと、メラニンが真皮に滴落し、さざ波上に黒ずむ難治性の「ダーティネック」やダーティースキンと呼ばれる状態になります。「ジェントルレーズ」などの低出力レーザー、「フォトフェイシャルM22」照射などが有効です。皮膚炎のコントロールもしながら、慎重な照射設定ができるから、皮膚科専門医に相談しましょう。
頑固なシミQ, 妊娠中にできたシミ、出産しても消えません。A, 消えるシミと消えないシミがあります。妊娠中の肝斑は消えることが多いですが、中にはそのまま残ることがあります。元々日焼けしやすい人、肌が浅黒い人は注意しましょう。妊娠~授乳中でも受けられる美白治療ジェントルレーズ、フォトフェイシャル照射、美白剤もあります。
肝斑Q, シミ取りレーザーをしたら、永久にシミは消えるの?A, 残念ながら、再発することも。永久ではありません。過去に繰り返し受けた紫外線の影響で、シミを誘発するスイッチが常にオンの状態になります。結果、同じところに再発しやすいのです。Q, 大気汚染ってそんなに肌に良くないの?A, 肌の微小炎症を引き起こして老化&トラブルの元に。ドイツの研究では、空気が汚れた地域に住む人はシミが多いという報告があります。大気汚染から肌を守ることは、世界的な関心ごとになっています。Q, スマホの見過ぎもシミになる?A, ブルーライトの刺激が脳のストレスに。目からの刺激で脳が興奮状態になり、睡眠の質がダウン。肌の修復機能が落ちて、シミに繋がる可能性があります。Q, 紫外線を浴びるとシミ以外に何が起こる?A, たるみ、くすみ、乾燥ほか免疫力低下を引き起こします。微小炎症で細胞の核が傷つき、ターンオーバーなどの本来の機能が損なわれてあらゆる肌老化が起こります。免疫力が落ちるので、感染症も起こしやすくなります。Q, 赤ちゃんの時から紫外線対策は必要?A, 赤ちゃんこそマスト。細胞分裂が早く、特に短時間に大量の紫外線を浴びた場合は、発ガンリスクも大人より上がります。ベビー用の日焼け止めを活用しましょう。Q, 紫外線を浴びて何分後から日焼けは始まるの?A, 一瞬浴びただけでも炎症のスイッチはオン!微かな赤みが出るまではおよそ20分。でも炎症のスイッチはすぐに入りますし、紫外線ダメージは蓄積されて、ある時点で、コップの水があふれるようにシミになります。Q, 髪の紫外線対策は?A, 日焼け止めスプレー&帽子、日傘でブロック。帽子や日傘で物理的に遮断するのが、最も確実です。Q, 爪にも日焼け止めって必要?A, UVカットできるハンドクリームでOK爪自体はすでに死んでいる組織なので、紫外線の影響はありませんが、爪の付け根にある爪母はUVカット効果のあるハンドクリームなどでしっかりブロックしましょう。Q, 解答陣の美白&UV術を知りたいA, 一年中最高値の日焼け止めを塗り、なるべく地下や日陰を歩きます。下地→ファンデーション→パウダーと重ねると焼けにくくなります。特に焼けやすい部位は、下地も薄く重ね塗りしておきましょう。 Q, 美白肌になれる美容医療は?A, 特におすすめなのが、最新の光治療「フォトフェイルM22」。フォトフェイシャルは、3~4週に1度、真夏も照射できるので、肌力アップの強い味方です。Q, 肝斑も美容医療でなんとかできる?A,肝斑用のレーザーと導入、内服を組み合わせています。トラネキサム酸やビタミンC、Eなどの内服と塗り薬で肌を落ち着かせてから、肝斑用のトーニングというレーザーや低出力のフォトフェイシャル照射を行います。Q, シミのできやすさは遺伝でしょ?A,遺伝もあるけれど、後天的な要素も大いに関係。シミができやすい肌かどうか、肌が持つ抗酸化力などは、遺伝子と関係があります。でも、UVケアや毎日のお手入れ方法など、後天的な習慣も大きく影響します。Q, 目からの紫外線でもシミは作られる?A, 目への刺激でもメラニン生成はスタートする可能性が。
紫外線から守れ!という信号が目から脳へ届くことでも、メラニンの生成のスイッチが入ると言われています。これはあくまで、マウスでの実験のため、ヒトではどうかは確実性がありません。少なくとも、目は確実に光老化するので、サングラスで守りましょう。ヘリオケアやポリフェノールたっぷりのお食事で抵抗力を高めるのは目にも吉。Q, 妊娠・出産でシミが増えた気がしますA,ホルモン(プロゲステロン)状態の変化でメラニンが増えやすくなります。30代はシミ年代ですし、出産自体が体に負担がかかること。ホルモンも免疫もバランスが崩れ、その影響がシミとして現れることも考えられます。ただ白い肌ではなく、色ムラや毛穴が目立たない、透明感のある肌こそが真の美肌と言えます。最近は、『質の高い白肌』への意識が高まっています。最新の光老化や美白に関する研究結果も、日々更新されていますので、知識もケアもリニューアルして夏を迎えましょう。
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