公開日時 2018/06/01武田薬品は5月31日、同社が開発中のレルゴリクス(一般名、開発コード:TAK-385)の婦人科領域疾患の国内販売権などをあすか製薬に導出するライセンス契約を締結したと発表した。具体的には、レルゴリクスの日本における子宮筋腫の独占的販売権と、子宮内膜症での独占的開発・販売権をあすかに導出する。レルゴリクスの日本での開発状況は、子宮筋腫は18年2月に承認申請され、子宮内膜症はP2b、前立腺がんはP3の段階にある。子宮筋腫では武田が製造販売承認を取得後、あすかが販売及びプロモーション活動を行う。子宮内膜症の開発はあすかが引き継ぐ。今回のライセンス契約の対象は婦人科疾患領域に限定しており、前立腺がんの開発は引き続き武田が行う。あすかは産婦人科・泌尿器科領域に注力するスペシャリティファーマとして事業活動している。武田広報部は本誌取材に、「レルゴリクスの価値を最大化するため、本薬を必要とされる患者さんにより多く届けるため、婦人科領域において日本でプレゼンスのあるあすか製薬に導出することを決めた」と説明した。武田があすかから受領する契約一時金や売上に応じたロイヤルティの詳細は開示していない。レルゴリクスは子宮筋腫、子宮内膜症、前立腺がんに対する1日1回経口投与のゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体拮抗薬。
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