2012.8.9 17:34 製薬大手5社の2012年4~6月期連結決算が9日、出そろった。主力製品の特許切れで安価な後発薬の販売が拡大したほか、4月の薬価改定なども響き、大塚ホールディングス、アステラス製薬、エーザイの3社が減収だった。一方、海外企業の買収効果などで武田薬品工業と第一三共が増収となった。 武田は、主力の糖尿病治療薬の販売減少を、買収した2社による約800億円の増収効果で補い、売上高が前年同期比11・5%増の3982億円となった。最終利益は15・8%増の875億円。 大塚ホールディングスは主力の抗精神病薬が振るわず、清涼飲料水「ポカリスエット」や健康食品「カロリーメイト」などの販売も低調で、売上高が0・1%減の2880億円。ただ研究開発費が減少したため、最終利益は2・5%増の319億円だった。
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