2012.8.24 05:00 米ファイザーと後発医薬品大手の米マイランは22日、日本の後発薬事業で業務提携すると発表した。業務提携は日本市場に限り、資本提携は含まない。日本は医療費削減につながる後発薬の利用拡大が期待されており、提携を通じて日本市場で事業強化を図るのが狙い。 ファイザーがブランド力を生かして販売を、マイランは研究開発や製造を担当する。両社が現在販売している350種以上の後発薬を取り扱うほか、開発中の125種以上の商品も順次追加する方針。 日本は米国に次ぐ世界2位の製薬市場だが、後発薬では6位にとどまっている。ただ、政府が高齢化に伴い増え続ける医療費の削減に向けて新薬よりも価格が安い後発薬の利用促進を掲げており、今後の市場拡大が見込まれている。
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