2012/8/31 19:29大日本住友製薬(4506)は31日、米子会社を通じて米バイオベンチャーを買収すると発表した。買収額は1億ドル(約79億円)。ベンチャーが手掛けている肺疾患治療剤の開発動向に応じた報酬も合わせると、拠出額は最大4億3000万ドル(約339億円)になる。同社が開発中の新薬候補を獲得し、呼吸器分野の研究開発を一段と強化する。米エレベーション・ファーマシューティカルズ・インク(カリフォルニア州)の全株式をベンチャーキャピタルなどから取得する。米子会社サノビオン(マサチューセッツ州)が買収主体となる。米国での法的手続きなどを経て、年内の買収完了を目指す。エレベーションが開発している肺疾患治療剤の新薬候補はすでにフェーズ2(第2相)の臨床試験に入っている。サノビオンはこの技術を取得し、2013年7月以降に最終段階の臨床試験を始める予定。16年にも米食品医薬品局(FDA)から承認を取得して薬を売り出し、米国での開発が順調に進めば他国への展開も検討する。大日本住友製薬は今春にも米抗がん剤ベンチャーのボストンバイオメディカル(マサチューセッツ州)を約2億ドルで買収している。有力な新薬候補を持つベンチャーをグループに取り込み、世界最大の医薬品市場である米国で事業拡大を狙う。 ]
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