Thursday, May 10, 2018

(エーブィエ バイオファーム) 歯科医の認知度も低い病


乳歯の早期脱落チェック沼津市、難病の可能性見逃さず 2018/5/9 17:00 沼津市は2018年度から、2歳児歯科検診で乳歯の早期脱落のチェックを始めた。4歳以下で乳歯がぐらついたり抜けたりした場合に難病の可能性があるという。静岡県内で初めての取り組みで、関係者は「小さなサインを見逃さず、適切な治療につなげたい」としている。一般的に乳歯は生後8カ月頃から生え始め、3歳頃に生えそろう。その後、6歳前後から永久歯に変わっていく。しかし、わずかだが通常より早く乳歯が抜ける子どもがいるという。こうした場合に疑われるのは遺伝性の難病「低ホスファターゼ症(HPP)」。丈夫な骨を作るために必要な酵素の働きが悪くなり、発達、成長が遅れ、日常生活の動作が難しくなる。通常歯根が溶けて抜ける乳歯が、歯根が溶けないまま抜けるなどの症状が現れる。抜けた歯は細くとがった形をしているのが特徴。沼津市は行政や医療関係者が研修会を開いて情報を共有した。市が行う2歳児歯科検診でのチェック項目に「ぐらぐらしたり、抜けたりした歯があるか」を加え、異常発見時の歯科と小児科の連携体制も整えた。同市歯科医師会の竹内純子専務理事は「歯科医の認知度も低い病気」と指摘した上で、「乳歯の脱落に注意を払うことは、病気だけでなく虐待の早期発見にもつながる」と複合的な効果を期待する。


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