Friday, May 25, 2018

(エーブィエ バイオファーム)iPS需要を取り込め 味の素、細胞培養液事業に参入


2018524  味の素は、細胞の培養液を製造するコージンバイオ(埼玉県坂戸市)と共同で6月に新会社を設立する。味の素が51%、コージンバイオが49%を出資する。今後、再生医療の実用化に向けて需要が拡大すると見込まれる臨床用の培養液事業に早期参入し、収益源を広げる狙いだ。iPS細胞などをつくるには大量の培養液が必要で、その原料にはアミノ酸が含まれる。味の素には、調味料づくりなどで培ったアミノ酸の組成技術があり、コージンバイオが持つ培養液製造の技術を組み合わせて競争力を強める。


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