2018.05.21 サンスターグループ ヘルス&ビューティーカンパニー(以下、サンスター)は、太陽光による肌への光ダメージについての啓発活動の一環として、「EQUITANCE SHOW-CK」(エクイタンス ショック)を、5月19日に東京・六本木ヒルズ大屋根プラザで開催した。当日は、イベントの開催概要について説明があった他、サンスター研究員が近赤外線による肌への光ダメージについて解説してくれた。「当社では、今年4月に様々な太陽光から肌を守る日焼け止めクリーム『エクイタンス 光プロテクション』を新発売した。同品は、新素材『光プロテクトシールド』を配合することで、紫外線だけでなく、皮膚の奥まで届く近赤外線も効果的にブロックする次世代の日焼け止めクリームとなっている」と、サンスター マーケティング部の牛尾和也エクイタンスブランドマネージャーが挨拶。「今回、この『エクイタンス 光プロテクション』の発売を機に、太陽光が及ぼす肌への光ダメージの影響を、多くの人々に知ってもらうべく、啓発イベント『エクイタンス ショック』を開催する」と、イベントの開催趣旨について説明した。 「『エクイタンス ショック』では、特殊メイクによって、顔の半分にシミやしわ・たるみなどの光ダメージを受けた肌を表現したモデルがマネキンに扮して颯爽と登場。街角で突然始まるファッションショーと光ダメージの啓発を融合した、新しい形のイベントとなっている」と、来場者の目をひくインパクトの強いイベントであるとのこと。「来場者は、イベントの様子やマネキンのモデルを自由に撮影することができる。そして、モデルの写真を撮影した人には、『エクイタンス 光プロテクション』のサンプリングを実施する。このイベントを通じて、『エクイタンス 光プロテクション』の認知度向上と共に、光ダメージを防御することの意識喚起を図っていく」と、光ダメージを防ぐことの重要性が多くの人に伝わることに期待を寄せていた。続いて、サンスター 研究開発部 ビューティーケアグループの中西育久氏が、近赤外線がもたらす肌への光ダメージと対策法について解説した。「現在、太陽光の肌へのダメージを防御する商品は、UVAやUVBといった紫外線をカットするものが主流だが、実は、光ダメージはそれだけではない。太陽光には様々な光が含まれており、とくに、近赤外線は肌の深部にまで到達し、皮膚構造を変化させ、シミやしわ、たるみなど光老化の一因になることが明らかになってきている」と、太陽光による光老化を防ぐためには、紫外線をカットするだけでは十分ではないと指摘する。「そこで当社では、近赤外線から肌を守る新素材として、『光プロテクトシールド』を開発した。『光プロテクトシールド』には、近赤外線を散乱させる素材として六角板状酸化亜鉛を配合。さらに、その外側に、近赤外線を吸収する素材としてケラチンをコーティングした。これにより、従来の日焼け止め製剤(SPF50、PA++++)に比べて、近赤外線防御効果が5倍以上に高まることがわかった」と、独自開発の「光プロテクトシールド」によって、近赤外線を大幅にカットすることができると強調した。「今回の新製品『エクイタンス 光プロテクション』は、この『光プロテクトシールド』を配合することで、紫外線だけでなく近赤外線もブロックし、太陽光による光老化を徹底的に防御できる日焼け止めクリームに仕上がっている。当社では、今後も幅広い波長領域の光ダメージから肌を守る技術と製品開発に務めると共に、光老化啓発プロジェクトの活動やイベントなどを通じて光ダメージの啓発に取り組んでいく」と、引き続き光ダメージから肌を守るための研究開発と啓発活動に注力していく考えを示した。
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