地場製薬、ノバルティスの後発薬事業買収へ インドの製薬大手オーロビンド・ファーマが、スイスの同業ノバルティスの皮膚科向けジェネリック医薬品(後発薬)事業の買収に関心を示している。買収額として16億米ドル(約1,750億円)を提示し、一次入札に参加したことが、消息筋の話で分かった。ライブミント(電子版)が6日に伝えた。ノバルティスは収益性の低い事業からの撤退を進めており、「サンド」ブランドの売却を検討している。売却対象は主に米国にある工場や関連施設で、インド企業ではオーロビンド1社のみが入札に参加した。最終的な応札の期限は6月15日。オーロビンドが落札した場合、インドの製薬企業による海外での企業買収では過去最大の案件となる。トランプ政権による法人減税を背景に、インドの製薬各社は米国での投資に積極的な立場を示している。オーロビンドは、昨年1月にはポルトガルの同業ジェネリス・ファルマセウティカの買収で合意した。
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