エーブィエ バイオファーム (alveice) 2018年3月31日アトピー性皮膚炎は、皮膚疾患の中で最も多い疾患の一つであり、主に乳幼児期に好発するが、近年では思春期以後の患者数が増加している。アトピー性皮膚炎は、増悪、寛解を繰り返す、そう痒のある湿疹を主病原とする疾患であり、その発症機序はなお不明であるが、主に遺伝的素因のもとにいろいろな環境要因が加わって発症するものと考えられている。遺伝的素因とは、1)気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎などの家族歴、既往歴があるか、あるいは2)IgE抗体を産生しやすい素因を示す(日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン)。アトピー性皮膚炎は同一患者内に異なる症度の皮疹が混在し、その経過中に様々な要因によって寛解・悪化の変動あるいは反復がみられることも、特徴のひとつである。例えば、季節等による症状の変動や生活環境の変化による変動、あるいは何らかの要因による重症・難治化などがみられる。治療状況も経過に大きく影響する。アトピー性皮膚炎の治療においてはその症状をコントロールし増悪を防ぐことが大変重要である。アトピー性皮膚炎は慢性の疾患であり、真の意味での完治に至ることは難しい。そのため、治療においては外観及び患者の意識として症状のない寛解期を維持し、増悪させないことを目指していく。近年アトピー性皮膚炎と食物アレルギー等他のアレルギーとの関連が示唆されており、特に乳幼児期については早期に適した治療を行い寛解期に近づける必要がある。乳幼児、成人関わらず治療が長期にわたることが多い疾患であるため、患者への十分な説明や治療へのコンプライアンス、アドヒアランスを特に考慮すべき疾患である。アトピー性皮膚炎の症度の指標となる物質として、血液の末梢血好酸球数、血清総IgE値、LDH(乳酸デヒドロゲナーゼ)値、血清中のThymus and Activation-Regulated Chemokine(TARC)がある。血清中のTARCの量はアトピー性皮膚炎の症度と相関し、全身性の疾患状態を示す指標とはなり得る。しかしながら、アトピー性皮膚炎は全身にわたり発症する場合もあるが、局所的に発症することが多く、また発症箇所のそれぞれにおいて症度が異なることも多々ある。したがって、発症した各部位の症度に合わせた治療方針を決定する必要があり、アトピー性皮膚炎の診断には、全身的な指標よりは、局所的な診断を可能にする指標が必要である。また、血清中のTARCの測定のための試料の採血は侵襲性を要し、簡便さに欠ける。特に、アトピー発症率の約89%を占める乳幼児においては、痛みを伴う採血の患者負担、医療現場の技術的難しさもあり、血液を用いた客観的な重症度診断を実施することは困難である。
婦人科医師と共同開発した女性の不調や悩みを改善する「うららかヨガ」開始同プログラムは、イーク表参道副院長・婦人科医師の高尾美穂氏と共同で開発したもの。月経が順調にある若年層世代から更年期の不調に悩む人まで、すべての女性を対象とした女性専用ヨガエクササイズになるという。レッスンでは、女性特有の不調を7つに分け、それぞれの改善にフォーカスしたヨガのポーズを取り入れる。改善を目指す内容は、「月経、更年期に起こる肩こり・頭痛」「月経時の不調」「PMSおよび便秘」「足の冷えやむくみ等の悩み」「腰痛」「更年期症状」「骨盤底筋強化」といったもの。4月1日から4店舗で開始するが、今後順次、オアシス各店での導入を目指すという。
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